失職した元町議が議会に出席して議案を採決


……というようなことがあったようです。滋賀県甲良町での事例のようですが、2020年8月3日~12日にかけて、本会議で9議案の採決に加わったということです。

元町議は無免許運転で2020年7月27日に懲役4か月の実刑判決が確定して、同日付で失職しましたが、町が検察からの通知でその事実を知ったのが8月11日で、町長から議会に伝えたのが8月25日と、なかなかのタイムラグがあって、何で?とも思いますが、まあ、それはさておき、議会に失職の事実が伝わったときにはもう既に議会は終わってしまっていたということのようです。

この場合、採決に加わってはいけない者が加わっての採決なので違法となりますから、採決のやり直しになります。ということで、9月2日に臨時会を開いて採決がやり直されたようです。

報道によると、御本人の元町議も「失職したことを知らず、招集されたので議会に出席した」とのことですが、この辺、連絡のやり取りというのはどうなっているんでしょうね? ちょっと気になりました。

それにしても、無免許運転で実刑とは……と思って、ちょっと調べてみましたが、よく分かりませんでした。町議会では議長まで務めた方らしいですが、どんな悪質な無免許運転だったのでしょうか?

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