ちょっと気に入らないこと

昔、人生幸朗・生恵幸子という「ぼやき漫才」の名人がいたことをご存じでしょうか。「まあ皆さん、聞いてください」から始まって、世の中の納得いかないことをあれこれ、面白おかしくぼやいておられました。

私も年をとったのか、ちょっとぼやいてみたくなりました。今日は、取りあえず2点ほど、ちょっと気に入らないことをぼやいてみます。

まずは、国会の予算委員会。中継を時々目にしますが、菅総理と麻生副総理の座っている態度が気に入らない。質問や答弁の内容についてはこの際おいておきますが、国を代表するお二人さん、もうちょっとちゃんと座りませんか。質問を聞いているときは、大抵2人とも、足を組んで、背もたれにふんぞり返るような姿勢で聞いています。あれは見ていていかにもみっともない、そうは思いませんか。

そりゃ、心地よい忖度まみれのヨイショの質問とは違って、嫌なことばかり聞いてくるのでああいう態度になるのかもしれませんが、もう一度言いますが、国を代表するお二人、ナンバー1とナンバー2です。「政治は最高の道徳」という死語のような言葉を持ち出すまでもなく、全国民が見ている国政の大事な話をする場でしょう。ひょっとしたら子供や学生といった未来ある若者も見ているかもしれません。もう少し姿勢を正して聞いていただけませんか。

まあ、姿勢だけよくて答弁はぼろぼろというのも困りますが、どうも気になって仕方ありません。

もう1つは、公用車の問題。

地方の首長や議員用の車が高級過ぎるということで、それはそう思うところも確かにあります。税金を使うのですから、まあ「ある程度」のものにしておかないと、今の時代、批判されても仕方ないと思います。

が、ここで一つ疑問。国はどうなの?と。これは、橋下元知事もおっしゃっていますが、国の大臣、政務次官、その他の偉いさん、国会議員、その辺の公用車はどうなの?ということです。この辺、全く報道というか、突っ込みがないように思いますが、金額的には全然規模が違うんじゃないですか。

国のお偉いさんはそれなりにいい車乗ってもいいが、田舎のおっさんはもっと安く収めろと、まさかそんなことではないと思うのですが。

まあ、今日はこれぐらいにしといたるわ。ほな、さいなら。