実るほど頭を垂れる稲穂かな


このところ、地方議会議員の呆れた言動が連続して報じられました。赤磐市議会議員による暴言、姫路市議会議員による市職員への不当な要求、二戸市議会議員による10代女性へのみだらな行為、大山崎町議会による議長選挙を巡るドタバタなど、目を覆いたくなるようなことばかりです。

一方では、真面目に地域住民のためを思って日々調査・勉強し、例えば条例案などにまとめるべく努力を重ねている議員さんもいることを思うと、本当に腹立たしくて仕方ありません。

タイトルの言葉は有名過ぎるほど有名で、ほとんどの方が知っているのではないかと思います。「頭」は「こうべ」と読むんだよといった細かいことはさておき、社会的な地位の高い人ほど、本当に肝に銘じてもらいたい言葉です。暴言を吐いて検便を投げつけたというのは信じ難いような話ですが、まあ、そういう人も選ばれて議員になっているわけで、それはそれで何とも悲しいことです。

社会的地位が上がると、いろんな役職とともに責任が肩に乗ってきます。その重さで「自然」に頭が下がってくるというのが理想なのでしょうが、こういう難義な議員さんは、恐らくそういう責任を背中にしょったリュックにどんどん詰め込んでいったのでしょう。当然、詰め込めば詰め込むほど背中の荷物は重くなり、体がそっくり返ってきます。まさに「偉そう」な態度になるわけですね。

議員に限らず、誰でも、特に権力を持った人ほど謙虚であらねばなりません。権力を持った人が威張り散らすと、周りにはイエスマンのような中身がスカスカのような人しかいなくなります。威張り散らしている本人は気持ちいいのかもしれませんが、誰からも尊敬されない、哀れな人になってしまいます。そうなってしまうと、議員としてだけでなく、人間としても、お・し・ま・い・DETH!

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