投票率

統一地方選挙の後半戦が終了し、4年に一度の大イベントが閉幕しました。当選した人、落選した人、それぞれだと思いますが、気になるのがやはり投票率の低さです。

「民意の反映」と言われますが、実際にそこに住んでいる人の数を考えると、本当に少しの人の票で当選・落選が決まっている現状は、やはり何とも言えぬ歯がゆさがあります。選挙に出る人は、それこそ人生をかけて出馬されていて、毎日いろんなところで死に物狂いの選挙活動をやって、その日の審判を待つわけです。

ところが、審判者は思ったほど多くないわけですね。もちろん、法的には有効なので当落は決められますが、「代表」と胸を張るにはいささか心許ない投票数で、都会になるほど、つまり人口が多いところほどその傾向が強くなっています。

投票率アップの取組はさまざま行われていますが、いずれもいまいち効果がないですね。ネットで投票できるようになればぐっと上がるのかもしれませんが、それはそれで、セキュリティーの問題もありますし、「ノリ」だけで変な人が当選してしまわないかと、そんな心配もしてしまいますし。なかなか難しい問題ですね。

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