新人女性全員当選のみよし市議会

愛知県のみよし市議会では、今回の統一地方選挙に5人の女性が新人として立候補し、見事に全員当選されました。

女性議員が大幅に増えた今回の統一地方選挙、全国的には女性議員の比率が50%を超えるところが9つになったということです。みよし市議会でも、今までは定数20人全員が男性でしたが、今回は一挙にその4分の1が女性議員になったわけです。「女性議員の比率は50%が当たり前」という考え方の当ブログですから、みよし市議会の第一歩として大歓迎したいと思います。

みよし市議会は、20名のうち今回初当選の方が9名、2期目が2人、3期目が4人、4期目が5人という構成になりました。男性ばかりだったところに女性が5人も入ってくれて、きっと雰囲気も大分変わるのじゃないかと期待しています。なお、年齢のことを言えば、最年少が32歳、最年長が72歳、いずれも新人の方というのが面白いですね。

ついでに、委員会構成は、常任委員会として①企画総務委員会、②文教厚生委員会、③経済建設委員会、④予算決算委員会、特別委員会として①施設マネジメント調査研究特別委員会、そして議会運営委員会となっています。

議会基本条例も平成26年に定められていますが、「~ます」という文体で書かれているのが珍しいなと思いました。第13条には「議会は、議員相互の自由闊達な討議を通して意見の調整を行うため、議員討議会を開催します。」とされていて、「します」となっているのがいいなと思いましたが、その記録が見られるのかどうか、ネットで調べた限りでは分かりませんでした。

一方、議会に関するアンケート調査を実施されていて、その結果が詳細に報告されています。議会に関心のある方は30%程度しかないなど、厳しい数字も並びますが、議会改革のベースになる貴重な調査だと思います。他にも、議会報告会などのレポートも詳しく掲載されています。委員会調査を基にした「政策提言書」も読み応えがあります。

5月臨時会は昨日5月16日に1日間の会期で開かれたようです。新しいメンバーでの議会は6月が本番ですね。議会の模様は、もちろんネットで中継・録画されますし、地元ケーブルテレビのひまわりネットワーク「さんさんチャンネル」でも放送されます。

  みよし市議会