女性議員比率日本一の議会

今春の統一地方選挙の結果、千葉県の白井市議会は女性議員の比率が日本一となりました。議員定数18人中、女性議員は10名で、比率としては55.6%、つまり、女性議員で過半数を獲得したわけですね。

ということで、どんな議会なのかとちょっと気になったので、ホームページを訪問してきました。

デザインやコンテンツは、まあ普通という感じで、特に驚くようなものはありませんでした。一番目を引いたのは、トップページに画像が貼り付けられている本会議場のレイアウトでしょうか。随全前ですが、東京都の千代田区議会の議場が斬新だということで調べさせてもらったことがありますが、レイアウト的には同じような感じですね。

千代田区議会のものは、机や椅子も可動式で、いざというときには全部片づけたら広いスペースができて、特別なイベントや災害時に活用できるようになっている(ただし実例はない)と聞きましたが、こちらもそういう使い方ができるのでしょうか?

どんなレイアウトかは口で説明しても分かりにくいと思うので、ぜひ白井市議会ホームページで御確認ください。一言で表すと、読会制と言われる英国議会の議場のようなイメージでしょうか。裁判所の法廷のような感じもしますが。

何かと話題になりがちな議長選挙ですが、こちらでは4年ほど前から立候補制を取っているようです。動画を拝見すると、しっかり所信表明をしてから選挙をされています。

ちなみに「白井市」は「しろいし」です。議会のホームページは市のホームページの一部のような感じで、すっきりとしたデザインです。それはそれでいいのですが、他のところではよく見かける議長挨拶のページがないので、議長名は議員名簿の役職欄で確かめるしかありません。また、常任委員会や特別委員会の情報も見たいなと思って探しましたが、私の探し方が悪かったのか、過去の会議録しか見つけられませんでした。また、議員定数が21人のままの表記になっているところがあったので、その辺は改善をお願いしたいところですね。