住民も資料を見たい

マニ研の続きです。今回は「住民は、会議で使用される同様の資料を、容易に入手することができますか?」という設問です。

本会議の資料については、約63%がネットまたは当日の会議で入手できるとなっています。ただし、事前にネットで入手できるのは約20%ですから、当日、現場に行かないともらえないところも多いということですね。

議員・委員会提出議案や請願なども大体同じような傾向にありますが、議案等の附属説明書になると率はかなり低くなっています。まあ、例えば当初予算の説明書などになると分量がかなり多くなるので、印刷して配るのは無理でしょう。ネットならファイルで提供できるとは思いますが。

ただ、「資料」といっても、どういうものが含まれているのが分からないし、議会によっても大分差があるのだろうとは思います。議事日程や名簿、議案の一覧ぐらいはどこともあるのでしょうが、議案書そのものまで含まれているのかどうか。

議案の中身まで見たいというのは当然の欲求ですが、議案の中には個人情報が含まれているものもあるので、その辺の扱いは注意が必要でしょうね。まあ、物理的・予算的に不可能なものは仕方ないとして、できるだけ公開していく形が基本だろうとは思います。






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