会議の傍聴参加

マニ研の調査報告、次は「住民は、会議に傍聴参加することができますか?」です。

本会議は公開が原則なので当然ながら「自由入場」が一番多くなっています。児童・乳幼児も自由なのか許可制なのかは半々ぐらいの感じでしょうか。許可制で許可をしないなんていうことはほとんど例がないと思うので、もう自由にすればいいと思うんですが、何か別の理由があるのでしょうかね。

常任・特別委員会、議会運営委員会、協議の場では許可制のほうが多くなります。まあ、キャパの問題もあるし、そもそもの委員会というものに対する考え方は大きく2つに分かれるので、仕方ないところでしょう。

車椅子入場のパリアフリー化も、本会議では進んできている……というより、今や必須ですよね。

傍聴モニターに発言字幕が表示されるのは、まだごく少数です。この実現には音声認識の精度が大きく関わってくると思うので、まだしばらく時間がかかるように思います。「間違いが多くてもいいから出せ」という考え方もあるでしょうが、間違いだらけの答弁をされたら議員は怒るだろうに、傍聴者は間違いが多くても我慢しろということなの?と、私などは思ってしまいます。

パソコンやタブレットの持ち込みが認められているところは、多くはないですが、結構あるのは少し意外でした。飲料水の持ち込みは、今のような猛暑を経験すると、許可してあげてもいいんじゃないかと思いますが、まだ少数派ですね。

まあ、「傍聴」というものに対する考え方も、昔と今では意識の変化も大きくなっているように思います。「議会とは何ぞや」というところから本当は考えるべきなんでしょうが、町を二分するような大きな問題を抱えているような地域だと、なかなか簡単にはいきませんよね。